両国からスカイツリーまで、災害の慰霊と相撲の街5Kmの街歩き

墨田区の両国駅界隈からスカイツリーに向けた本所界隈を歩きました
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9時過ぎに両国駅から回向院へ向かうと道に力士像が並び、相撲の街両国を意識させられます
回向院の左に、旧国技館跡の看板があります
その先に、タイルの上に円が書かれているのは、旧国技館の土俵周りでした
神事としていくつかの社寺で行われていた相撲は、天保4年(1833)から回向院で行うこととなり、その後明治になると国技館が作られました
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明暦3年(1657年)に「振袖火事」の名で知られる明暦の大火により江戸の6割が焼け、10万人以上の人が犠牲になりました。将軍家綱は、被害に遭った無縁の人々のために土地を与え、「万人塚」という墳墓を設け、無縁仏の冥福に祈りをささげる大法要を行いました。このとき、建てられた御堂が回向院の始まりです

その後安静大地震(1855)の2万5千人、大正12年(1923)の関東大震災の10万人などが慰霊されている

境内には、相撲ゆかりの地のため「力塚」、近所に住んでいたという怪盗鼠小僧の墓など、みるべきものがあります

銀杏が黄色く輝くようでした

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回向院の界隈に相撲部屋が多くあることも、街歩きが楽しくなります

回向院の西に春日野部屋、南に井筒部屋、出羽海部屋、東に吉良邸跡があり、その先に時津風部屋があります

吉良邸跡は、ほんの少しだけ形跡が残り「みしるし洗いの井戸」がある

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時津風部屋の東へ行くと両国公園があり、その中に「勝海舟生誕の地」があります

残念ながら、本所界隈の歴史的にいわれのある処のほとんどは、看板か碑があるだけ

ここも例にもれず、碑が立っているだけで当時をしのばせるものは何もありません

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さて、北へ向かって総武線の高架をくぐると、出来立てのすみだ北斎美術館があります

この界隈(本所割下水)で生まれた北斎にちなんだ北斎通りに面しています

開業まもなく、人気の場所でもあるので大勢が北斎の絵を鑑賞していました

小さいけれど、北斎が満載でした

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北斎美術館のすぐ近くに、野見宿禰神社があります

野見宿禰は日本書紀に書かれた出雲の勇士で、有史初めて相撲をとって勝ち垂仁天皇の代に仕えたという、相撲の神様だとされています

明治17年(1884)に初代高砂親方が、ここに相撲の始祖野見宿禰を祭り、現在は相撲協会が管理しています

境内には、歴代横綱の石碑ふたつがあります

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午前中の経路はおおよそ2.5Km、江戸東京博物館見学の前に昼食

博物館隣接の3つの食事処や、近くのちゃんこ料理がおすすめです。


午後は江戸東京博物館を出て横網公園へ行きます

途中の旧安田庭園は工事のため3月まで閉鎖されていました。

江戸時代は回向院、現代は横網公園が大きな災害の慰霊の場所です

公園内には、関東大震災の犠牲者を慰霊する東京慰霊堂と、復興記念館があります

東京大空襲の被災者の慰霊も行っています

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期しくも、東京の歴代の災害を慰霊するところが、本所界隈なのです

公園の木々が紅葉して、東京の晩秋を感じました

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横網公園を出て蔵前通りの石原1丁目から4丁目まで都バスに乗り、大横川親水公園を北に歩きます

すると、右手に「塩とたばこの博物館」が見えます

この博物館は、日本たばこ産業の塩とたばこに特化した珍しいものです

入場料100円を払って見学する価値があります

「塩とたばこの博物館」を出て北へ向かうと、まもなくとうきょうスカイツリー駅です


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両国からスカイツリーまで-1

午後の歩行距離はおおよそ2.5Km

全行程の歩行距離は5Kmで、見学した博物館、美術館は「すみだ北斎美術館」、「江戸東京博物館」、「塩とたばこの博物館」でした







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